人のいのちは、この世に生まれ、老い、病を経て、やがて死を迎えます。
その道理を頭ではわかっていても、大切な方を失ったときには、深い悲しみや寂しさがあふれてくるものです。

真福寺では、亡き方が安らかであるように、また遺された方々の心が少しでも癒されるように、祈りを捧げております。
諸仏の光に包まれながら、故人を仏の世界(密厳浄土)へと導くため、厳粛に法を修し、ご供養いたします。

静かな祈りのひとときを通して、故人を偲び、ご縁のある皆さまが共に歩む力をいただけますよう、心より願っております。

深い悲しみに寄り添い、諸仏の光と結ばれるご縁 ― 真福寺キャッチコピー
真福寺で行われた葬儀祭壇に飾られた生花

葬儀までの流れ


真福寺では、真言宗の教えに基づき、故人さまを仏さまの世界へとお見送りするご葬儀を丁寧にお勤めしております。

ここでは、一般的な「葬儀の流れ」をご案内いたします。

1. ご臨終

まずは 真福寺(048-861-1867) までご連絡ください。日取りについてご相談させていただきます。

病院やご自宅では医師による診断が行われ、死亡診断書(死体検案書)が発行されます。
これは死亡届の提出や火葬許可の申請に必要となります。

2. ご安置

ご遺体をご自宅、もしくは葬儀社の安置施設にお移しし、ご安置します。

枕飾りを整え、ご要望に応じて僧侶による 枕経(まくらぎょう) をお勤めいたします。

3. 葬儀社への連絡・打ち合わせ

葬儀社にご連絡いただき、葬儀の日程・場所・規模 について打ち合わせを行います。
葬儀日時は、施主様・僧侶・葬儀社・火葬場の予定を調整して決定されます。

日程が決まりましたら、親戚やご縁のある方々へご連絡ください。

4. お寺への連絡・打ち合わせ

葬儀の日程が確定しましたら、ご来寺いただき、今後の流れやご供養の内容、位牌、戒名の授与、納骨の日程などについてご説明いたします。

5. 通夜

葬儀の前日、故人を偲びながら、ご遺族や親しい方々とともに僧侶が読経をいたします。

6. 葬儀・告別式

真言宗の作法に基づき、僧侶が読経し、引導作法の儀式によって故人を仏の教えのもとで密厳浄土へとお導きいたします。

続いて、告別式にてご会葬の皆さまが最後のお別れをいたします。

7. 火葬

告別式の後、ご遺体を火葬場へご搬送し、荼毘に付します。

拾骨の後、骨壺をご自宅へお連れいただきます。

8. 納骨・四十九日法要(七七日忌)

忌明けとなる 49日目(七七日忌)ごろに、真福寺本堂にて追善法要を執り行います。
この折に、新しいお位牌に魂をお迎えする『開眼供養』をあわせて執り行います。

その後、墓所にて納骨の儀式を営み、故人を永代のやすらぎへとお導きします。